iPadOSのカレンダーについて
スケジュール管理に便利なiOS/iPadのカレンダーアプリ。近頃はテレワークの機会も増えてきたので、以前より使う頻度が高くなってる人も多いかと思います。
特に月間表示は、iPadの大きい画面で予定を一望できたりして、見やすいですよね。
でも、カレンダーアプリには、即刻改善してほしいところがあるんです。
1)イベントの検索機能
ひとつ目は以前も書いた、過去イベントの検索機能です。カレンダーの検索窓から見つけられるカレンダーイベントが、2年前までに限定されている件です。
設定アプリで、「同期」>「すべてのイベント」にしていてもダメなんです。
2年以上前の飲み会のカレンダーイベントを検索では見つけることができないという、なんとも、仕事に使えない仕様。今のところ、
- 手でスクロールして目視で見つける
- MacやPCで検索して見つける
- 検索できるカレンダーアプリを使う
などの代替手段が必要。iPadでできないことの筆頭です。
2)月間表示のスキマ
ふたつ目がこちら。月と月の間にある空白の1週間です。私はこのスキマをなくしてほしいんです。図にしてみました↓↓。
この要望が本社の目にとまるように英語版も作りました。。。
気持ちはわかるけど
Appleさんがこれをデザインするときに目指したところは、以下の要望を同時に叶えるカレンダーだったのでは?と想像しています。
- カレンダーは連続スクロールできるべき
- マンスリーカレンダーは区切られているべき
その折衷案が、あのスキマデザインなのではないかと思います。でも、何も書けない空白って機能的じゃないなと。
もう少し違う方法もあるのでは?例えば
- 少し太いグレーのボーダーラインを入れる、とか
- 前の月、次の月にはスクロールに応じて動的にシェードを入れる、とか
などなど。
こんな設定スイッチ(夢)があったら即ON!
仮にですが「設定」アプリに下のような項目があれば、速攻でONにしてしまいそう。
↑これはフェイクです(iPadOS14.5くらいで現実になればいいのになぁ) |
iPadOS 14の楽しみな改善点
次期iPadOSでも「検索期間2年問題」と「月間スキマ問題」は解決されないんだろうけど、楽しみな改善点もあります。
日付ピッカー 新しくなった日付ピッカーを使えば、カレンダーと連絡先アプリで日付をすばやく簡単に選択できます。この機能はカレンダーとして表示されるので、希望の日付をタップするだけで選べます。(出典:iPadOSプレビュー)
これは、GoogleカレンダーアプリやReaddle Calendarなどでは当たり前の、ミニサイズのカレンダーが現れるタイプの日付指定インターフェース。あれと同じになるようです。
実例が、WWDC2020のキーノート動画にありました。
出典:YouTube「WWDC 2020 Special Event Keynote — Apple」の35分18秒あたり
現在のカレンダーアプリの日付ピッカーは、2007年のiPhoneOSのときから変わりません。さすがにもう古いですよね。初期のiOSでは、コテコテのダイヤルを模していたけど、iOS7以降の現在のフラットデザインは、お洒落を目指して省略しすぎなので、ちょっと分かりにくいと思います。
「ダイヤル部分」にも曜日が欲しかった、現状の日付ピッカー |
まとめ
てことで、iPadをもっと仕事に生活に活用していく上で、カレンダーアプリがこうであったらいいなぁ〜という部分を書きました。
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