シンプルでかっこいいUS配列のキーボード。
「かな/英数」キーがないので『日本語と英語の入力を切り替えるのがやりにくそう』と思っている方も多いと思います。
だけどmacOSでは以前からデフォルトで、「かな/英数」を簡単に切り替える機能があります。2020年秋のmacOS 11 Big Surになって、その設定項目もわかりやすくなりました。
CapsLockでかな/英数を切り替えるには
macOSのDock、もしくは左上のアップルメニューから「システム環境設定」を開き、
- キーボード>入力ソース
のタブを開きます。
すると下の方に「Caps Lockキーで英数入力モードと切り替える」という項目があるので、これにチェックを入れます。以上です。「Caps Lock」キーはUS配列のキーボードだと、Aキーの左にあります。
こうしておくと、左手の小指をキー一つ分左にずらして「Caps Lock」を押すたびに入力モードを切り替えられます。
ただ登録している入力モード(上図の中央)が多いと面倒です。なので私はいつも「ひらがな」と「英数」だけにチェックを入れ、他はチェックを外しています。
「カタカナ」などは変換すれば済むし、そもそもネット上で推奨されない「半角カタカナ」や不恰好な「全角英字」も使用頻度は低いですから。
「ひらがな」と「英数」だけにしておくと「Caps Lock」を押すたびに「英数→かな→英数→かな・・」と切り替わるだけ。単純動作で使いやすいなぁ。
Windows 10 PCの日本語配列キーボードでも「Caps Lock」で日本語IMEのON/OFFが初めから可能だし、iPadOSでUS配列キーボードを使用する場合も同様に設定できるので、MacとiPadを両方使う場合にはとても便利です。
US配列キーボードのメリット(筆者の主観)
US配列キーボードには、次のようなメリットがあると思います。
まず、手をホームポジション(左右の手の人差し指をそれぞれF、Jに置く)に置いたとき、手の位置が、JISキーボードの場合と比べ、キーボードの中央に近いんです。JIS配列ではもう少し左に寄っています。なので体の姿勢を、PCにまっすぐ向けられる感じがします。
それから、手をホームポジションに置いたとき、右手の小指と確定(Enter)キーとの距離が近いんです。
- JIS配列キーボード・・・キー2つ分(「け」と「む」キー)
- US配列キーボード・・・キー1つ分(「'(引用符)」キー)
日本語入力ではかな漢字変換のあとに確定キー(Enterキー)を多用するので、手首の移動距離が短い方が楽だと思います。
また、Macで多用する⌘(コマンド)キーの位置が絶妙に良い。アプリ切替ショートカット(⌘+Tab)とかウインドウを閉じる(⌘+W)などがやりやすい(完全に主観)。アプリの環境設定を開く(⌘+,)なんか指1本でも押せそう。
そのほか、キー配置がすっきり整理されてて気持ちいい、などもあります(マイナスとプラス記号、カギ括弧の左右など)。よろしければ以下の記事もご覧ください。
まとめ
てことでmacOS Big Surがリリースされしばらく経ち、M1 MacBook Air/Proなどで新しくMacユーザーになられた方も増えているのかな?というご時世なので、US配列キーボードでかな/英数入力を切替える方法について書きました。
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