JISキーボードと言えば
日本で広く使われているJIS配列キーボードですが、私にとっては
- スペースキーが狭い
- キートップにひらがなが刻印してある(使わないのに)
- ホームポジションからエンターキーまでが遠い
- 「カタカナ/ひらがな/ローマ字」など余り使わないキーがある
- マイナスキーと+キーが離れている
- ホームポジションが左寄り
などなどと不満ばかりです。
私は2010年から英語(US)配列のキーボードを使っていて、その配列に手の感覚が慣れきってしまっているので、例えば、仕事上Windowsの設定を変更できず不本意にもJISキーボードを使わざるを得ないような場面では、入力効率が落ちて困ります。
そこで今回は、PCには日本語キーボードとして認識されつつ(つまりPCの設定は日本語キーボードのまま設定変更が不要)、実際のキーのレイアウトは限りなく英語(US)キーボードの配列に近い、という、まさに求めていた稀な製品を見つけ、実際に半年ほど使ってみて大満足だったのでご紹介します。
英語(US)配列に近い日本語キーボード
製品は、Amazonでみつけました。以下がリンクです。
特徴は以下のとおり。
- 英語(US)配列に近い日本語キーボード
- 薄型マウス付き
- 無線USBドングル付属(キーボード/マウス共用。Bluetoothではない)
- ダストカバー付き
キー配列
各キーの配置自体は、US配列に近いのが特徴。ただし記号キーなどの割り当てはJISキーボードに近いのため一部が変則的になってて、例えばバックスラッシュやアンダーバーのキーが最下段に出ていたりします。でもカーソルキーは逆T字型の配置になっててよいですね。
大きさ
Apple Wireless Keyboard(US)と比べると(下の写真)、Apple Wireless Keyboardは高さがあるので大きく映ってるけど、両者の横幅はほぼ同じです。キー配列も瓜二つ。ここまで気合いを入れて日本語キーボードを作る中華メーカー(多分)、すごいなぁ。
本体は薄いですよ。でも本体はひんやりしてて金属製(マグネシウム?)のようです。なので頑丈でたわみません。
打ちごこち
キートラベルも十分あるんですよね。打鍵音は静かという部類ではないけど、軽く「カシャカシャ」と打てる感じで、うるさくはないです。キーに適度な跳ね返りがあるので、高速・快適に文字を打てます。この価格なのに悪くないです。日本語←→英数の切り替え
日本語キーボードのみを設定しているWindows10 PCで、このキーボードを接続し、「半角/全角」キー、もしくは、「CapsLock」キーをそれぞれ単独で押すと、日本語と英数モードが順次切り替わりました。
薄型マウスが付属
薄型マウスが付属します。このデザインとサイズは好みです。
マウスの電源は1日中ONで、実働3時間/日という感じで3ヶ月ほど使ったとき、バッテリーがなくなり、充電しました。キーボードの方はまだバッテリーが残ってたけど同時に充電したので、キーボードがのバッテリーがどのくらい持続するのかは不明。少なくとも3ヶ月はOKかと。
ダストカバーも付属
「キーボードカバーが付属」と書かれてたけど、期待はせず、届いたら実際にこのカバーが付属してたので驚きました。シリコン製のよくある薄いダストカバーです。コスパはよいかと思います。
Macでも使える?
今回、仕事場のPC用にすぐに持っていったので、自宅のMacには接続していないんですよね。たぶん普通に使えるんじゃないかなと思います。
まとめ
今回はApple製品からは外れましたが、Amazonで見つけたUS配列に近い日本語キーボード(打ちやすい!)をご紹介しました。私のようにUS配列に慣れてしまった人が日本語Windows環境で使うキーボードとして、または、これから英語(US)キーボードに慣れてみようかと思う人の移行用(?)のキーボードとして、最適かなと思います。
また、記事No.142よりも前の記事は以前のブログへ:はてなブログ「りんご道具な生活」